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※写真を6枚追加しました※
**〈はじめに：化石の見え方、出品写真について〉**
・特に写真1,2については、アンモナイト化石中心部のへその崩れや化石表面のハゲが無いのを見せるために、ある程度化石の近くおよび化石正面から撮影しています。
そのため、拡大写真をPCモニタの近くから見ると化石全体の立体感が薄く見えますが、PCモニタから1メートルほど離れて、少し斜め右や左から、また見る際に体や顔を左右に傾けて化石写真を回転させて見ると化石の全体像が感じられます。
また、日中など部屋が明るい所で見る場合、PCモニタを手前に傾けたり、机にあるPCを立ち上がって見るなどして出品写真が明るくなる角度で、アンモナイト化石写真の下地や背景が見ている場所と同じぐらいの明るさになるようにして見ると良いかと思います。
写真のアンモナイトは外周側面中心部がタイヤのように平坦性が高くなっていますので、拡大写真をPCモニタから少し離れて見る際、化石側面の平坦性が感じられ、立体感が出ているようですと、博物館等での化石鑑賞に近い距離・角度で見ている感じになります。
・出品写真は、昔のデジカメ(1000万画素)で普通に撮ってリサイズしてUPしています。ただ、当方のPC環境ですと3枚目の写真は実物より濃く見え、下地が多少明るくなる程度にPC画面の斜め上から見ると実物に近い発色になります。尚、化石実物のシャープさや質感は当たり前ですが出品写真よりもはるかに上(写真2枚目は少しボケてしまっている)であり、また、発色も出品写真で見受けられるツルツル感(アンモライト原石やオパール化アンモナイトなどで感じられる)よりも、化石実物はメタリックな遊色発色(ニジイロクワガタをオレンジ系にしたようなカナリア色のようなメタリックな遊色がアンモナイト化石に薄くのる感じです)に近くなります。目視では、化石を見る角度や周辺の光加減で出品写真よりも多彩に見える状況もありますし、その逆もしかりです。以前、当化石と同じぐらいのサイズの全身がオパール化したマダガスカル産アンモナイト(美形完品)を所有していましたが、色の濃さ・多彩さでは今回出品の化石の方がかなり上(発色価値の高い緑色が出る。周辺の光加減での色彩変化が大きい)だと感じています。
・写真は部屋の床で撮影。1枚目化石表面は朝方かなり曇り,自然光、2枚目裏面(日中自然光の部屋の中で実物に最も近い発色かと思います)は日中うす曇り,自然光 で撮影。3枚目裏面が夜,電気(普通の白黄色系の灯り)がついた状態真下近く で撮影。夜電気の下ではアンモナイト自体が濃さと赤身がまして見えます。
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追加写真(拡大して見て下さい)6枚(部屋の中で撮影)は順に、正午前曇晴れ日陰、正午前曇晴れ明所(少しボケているのでPCモニタから少し離れたり、回転させて見て下さい)、正午前曇晴れ窓際、曇り日の出後暗がり(少し離れて撮影)、曇り朝方暗がり(少し離れて撮影)、曇り朝方暗がり(少し離れて撮影)です。一番最後の写真は、偶然にも普段目視で感じられる以上の発色が出ましたが、化石ショップが写真を載せる場合、このレベルのものを普通使うことが多いため、あえて載せました。
**〈商品説明〉**
・当方は、2006年3月から2011年末まで海外国内化石市場、ミネラルショー、ヤフオクの化石コーナーをよくウオッチ(海外産アンモナイトを中心に)しており、2013年1月から現在にかけてもヤフオクの過去の高額化石取引を調べた結果の上で、今回出品のアンモナイトの価値を説明させていただきたいと思います。ちなみに、当化石を入手した8~9年前、当方、知人である前所有者ともかなりのレア化石であるとはわかっていましたが、現在感じている唯一無二に近いレベルに当たるものとは思っておらず(ギネスサイズだと知ったのは、再出品時です)、当方も今回出品に当たり、いろいろ調べたり、聞いたり、実物を良く見るにつれ、安易にこのアンモナイトを手放したくない気持ちになりました(なので、今回商品説明にも力が入ってしまいます)。
また、国内の博物館やミネラルショーでも海外高級化石は展示や販売されており、当方もマダガスカル、ロシア周辺、フランス産の10cm台,20cm台から30cmオーバーまで、オパール化、パイライト化の高品質高級アンモナイトを購入所持、多数見慣れていましたが、そのような中で、何か違和感を感じ(国内で同種の実物を見かけないこともあるとは思いますが)てずっと所有してきたアンモナイトの一つが今回出品のアンモナイトです。何回か見ている内に、他の高級アンモナイトと違う違和感(当アンモナイトは天気や時間帯など周囲の明るさや色度合い、化石を見る角度などで受ける印象が他のアンモナイトとなんか違うのです)を感じて手放すのが惜しくなる不思議なアンモナイトです。
・今回出品の品は、超激レア(海外化石ショップ等でも見つけられない。似たような物が全く採れないため取り寄せ不可。入手最難関の化石)、最高級の全身がコーライト化(赤,緑,黄の遊色発色)したDiscoscaphytes conradi(Discoscaphites conradi) で、産地ラベル：Fox Hills Formation, North Central, South Dakota, U.S.A 付きになります。サイズ、発色性とも同種族のアンモナイトの中では比較できるものが見当たらない得異なレベル(おそらく唯一のレベル)にある化石になるかと思います。尚、Discoscaphitesは外殻形の造形がコレクターに人気の種でconradiはその中でも特に造形美に定評があります。また、South Dakota産アンモナイトの美形完品は海外人気種の多産地(マダガスカル,ロシア周辺,英国産などは日本国内でよく出回っている)物に比べ流通量が絶対的に少ない(母岩から取り出せないもの、取り出すと型崩れしてしまうことが多いのも理由の一つ)です。
出品のアンモナイト化石のサイズは長径13.6cmの最厚4.4cmで、おそらくDiscoscaphites種族のアンモナイトの中では大きさ厚さともギネスサイズになります。他海外人気種(マダガスカルやロシア周辺産)アンモナイトの長径18~21.5cmクラスと同等以上の厚みがあることもあり、目視では長径以上のサイズ感・重量感(長径20cm厚さ3cmの重さに相当)を感じます。
通常、Discoscaphites conradi は特大化する種でないため、長径8cmで十分大きなサイズ(今回出品のアンモナイトを除くと、海外国内市場やネットの写真で見つけたのでDiscoscaphites 9.5cmが最大でした。※母岩のサイズのみ記載のケースも多いので大きさを調べる際は注意)とされており、大小サイズ含め大部分の化石が母岩に埋まったままの状態(外殻質がデリケートなのと地質面も影響し、母岩から全身を取り出した状態でクリーニングされた崩れの無い完品自体が少ないです。)で市場に出ています。今回出品のアンモナイトは美形完品且つギネスサイズになり、同種のアンモナイトの中で威圧感が違います(昆虫や魚などがギネスサイズになると外殻・外形が多少異形化し別種感を感じるのに近い)。コーライト化発色について、これも同種一般のものとは異質レベルにあります。母岩に埋まっている化石で全身がコーライト化し薄く遊色をまとうレベルは見かけますが、今回出品のアンモナイトのようにアンモライト スタンダードグレードや全身オパール化アンモナイトのレベルに達する同種は見たことがありません。異質レベルの発色の要因は、アンモナイト自体のサイズが同種の中で別格に大きいことから殻も厚くなりコーライト化している体積が段違いのためこれが発色に厚みを持たせているのだと思います。
・出品のアンモナイト化石の希少性について簡単に説明します。クワガタムシで例えると、国産ミヤマクワガタでギネス物(ワイルドでオス80mm)が採れて、それが全身真っ赤だった(全身真っ赤なレベルという個体も過去記憶にないですが)以上のような希少性です。ミヤマクワガタのギネスだと30万円(過去オークションで78mmが18万円で落札された。更に1mmUPごとに+1万円が相場で、初めて80mmの大台に達した場合は30万円と言われている)の値が付くと思います。それが全身真っ赤だったら、100万円の店値がついたり、過去のクワガタムシ取引相場から見ても、75万円で落札する愛好家が普通に出てくると思います。
今回のアンモナイトを、高価な外国産のクワガタムシで例えるなら、ウエストウッディ(大型のワイルド物が100万円で売買されたことがあるそうです)程でないにしろ、希少高価な外国産クワガタムシのギネスサイズで且つ変色種を出品している感覚に近いです。
また、paleoartにあった大き目のKosmocerasでイボイボがある遊色アンモナイト(paleoartの半分以下のサイズですが、過去、ヤフオクでアトラス様が出品し、7cm台ぐらいのもが8~9万円で落札された記憶があります)、最高級のCraspedodiscus等paleoartの看板商品(見つけたとき既にsold outの非売品的な扱い。実際の売価は5000ユーロ～ぐらいでしょうか)に対し、今回出品のアンモナイトは希少価値において同格以上になります。
・一般的な、アンモナイト化石の価値について簡単に説明させていただきます。まず高品質美品とされているのが、へそや巻き部分に崩れが無く、殻が残っていてハゲが無いもの。完品は全身が母岩から取り出されクリーニングされているもの(最低でも全体像が解るように側面中心から上、つまりアンモナイト全体の半分以上が母岩から出ていないとダメ)になります。美品完品であることを前提に、見た目が凄くて且つ変化する(外殻形の造形美、化石表面の凹凸や高低の深さ、発色性能、の組み合わせで多様に見える)、希少性のある化石の価値がおのずと高くなります。単純にアンモナイトのサイズが大きかったとしても、平らだったり、厚さが均一だったり、表面・側面に特徴が無い(凹凸や落差が無い。丸みが均一など)アンモナイトは、鑑賞していて面白味がありません(実物は代り映えしないのですぐ飽きます)。Discoscaphites conradiやDouvilleiceras mammillatum トゲありなど外殻形の造形美が人気の種で美品完品のものは、面白味と希少性があり、ゆえにコレクターの人気が高いのです。
・次は、一般的な価格面から今回出品のアンモナイトの価値を説明させていただきます。今回出品の品は、過去eBayで1300ドル(高級品質とレアであることが出品物のうたい文句。海外向け送料別途)で市場価値価格よりも安く落札され(eBayの仕様上、出品写真や商品説明をヤフオクみたいにキレイで詳細にできなかったことも安く落札された理由に思われます)、国内に入ってきたものです。ギネスサイズ抜きにして、この品質レベルの品は、当時の米国化石マーケットプレイス(当時、ヤフオクよりも安い相場で高品質の化石が入手できた)で1650～1800ドル(日本の化石ショップだと27万円～30万円でsold outしている)で売買成立しています。
当方が化石実物を初めて目にした時、eBayの出品写真に比べて実物は直に希少性を感じられる物でしたので、当時所有していた最高級のボルガ川産アンモナイト(今回出品のアンモナイトよりも初見での見た目は上、美形完品、一部パイライト化発色のワールドクラス。底値での購入当時、ユーロ130円後半換算で236,300円の相場。ヤフオクstoreだと3000ドル相当の品で表記されると思いますが)を手放して今回出品のアンモナイトを手に入れました。
また、手放した物に比べグレードは落ちます(1000ドルぐらい安くなります)が、8年ぐらい前に当方がヤフオクに出品した長径23.5cmのロシア産の高品質アンモナイトは送料別の8.9万円で落札されました。このロシア産と同じ種・タイプは、ヤフオクのアンモナイトの過去落札相場を調べて見ると2016年10月24日にstore出品のものが8.75万円で落札されており(当方が8年ぐらい前に出品したものに比べると小さく、また片面のへそがない未完品。品質も2ランク落ちます)、このことからも、当時の高級アンモナイトの品質レベルが現在よりも相対的に高く、現在の落札相場に照らし合わせても、当時の本当に質の高い本物の高級アンモナイト化石は、特に入手困難な点から当時の落札額以上の市場価値になってくることが理解できるかと思います。
尚、フランス産のDouvilleiceras mammillatumの様な種で全身,へそ,及び長いトゲトゲが細部まで完璧にクリーニングされた高品質美品完品だと、入手困難(多少崩れたものは市場にたまに出ます)で長径10.5cmで売価14.2万円(10cmで1000ユーロ換算相当)でも高くないと当方は感じますが、これが高いと感じるようであれば、当方と違う価値観(今回出品の化石の市場価値が理解できないのでは?)ということになります。
商品のネームバリューだけにとらわれず(ヤフオクでよく見かけるブランド物化石の中でもその品質・レベルには大小があり、価値・価格に大きな違いがあります。また、よく見かける名前・品質レベルのものは市場価値が下がっています。)に、高級、高品質の違いや海外国内化石市場価格を知った上(普通にKosmocerasやCraspedodiscus等アンモナイトの名前でgoogle検索すれば美麗なものがヒットし、ヒットする国内海外化石店の値段を見ればおおよそわかります。ちなみにヒットが少ない種で造形美と見た目が美麗なものほど希少価値・所有価値が上がります。)で、オークション品を見てゆくと本当に価値がある物が解ります。ちなみに過去4ヵ月のヤフオクのアンモナイト化石取引で、希少価値のある高級海外アンモナイトであって実際の市場価値相当もしくはそれよりも安く落札されたと当方が思ったのは2品のみでした。尚、今回出品のアンモナイトは、アンモライト原石スタンダードグレードの中でも安価に購入できる類と比べるとはるかに所有価値が高いものです。
・以上、長々となりましたが、今回、諸事情(例えば所有者が不在になってしまうとか、まとまったお金が入ると多少助かる等の類で手放す状況)により、ある程度の額になることを見込んでこのアンモナイトを手放すことにしました。価値の解る方に、適正な価格で譲りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、今回撮影のため、当品を明るい所に出しましたが、普段は綿で包んでケースに入れて日の当たらない扉棚の中にしまって大事に管理していました(一般的に常時鑑賞する場合でも直射日光の当たらない場所、ほこりが入らないガラス棚もしくは鑑賞用のケースで保管するのが常識かと思いますが)。
※※入札条件,取引方法： 落札後、迅速にご入金手続きを済ませ取引ナビにて発送先(〒、住所、お名前)をご連絡いただける方
※※できればかんたん決済(カード払い,コンビニ払いなど)でご入金できる方。できない場合は当方の三井住友銀行口座への入金となりますので、落札後、取引ナビで出品者に質問下さい。
※※落札額(
摩根小甜心說
日本一種快遞寄送方式
運費大約介於840円左右(可追蹤商品動向)注意：實際運費還是要以賣家提供的為主。
（2016年 11月 20日 18時 24分 追加）
写真を追加しました。 **〈商品説明〉**の前にある もっとたくさんの画像はこちら をクリックしてご覧ください
（2016年 11月 21日 0時 13分 追加）
追加写真の最後6枚目ですが、化石実物のメタリックな発色感が今回の出品写真の中では最も良く出ています。ただ、写真は化石実物より遊色の色が濃い(普段の目視以上の発色に見えます)です。追加写真6枚目で説明すると、化石実物は、アンモナイト本体の基本色がPCモニターをほぼ正面から見たときの色合い、遊色は写真を薄くした感じ(PCモニタを少し斜め上から見た感じの濃さ)になります。
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